私は実際に交代勤務の「3交代」をしています。
また、「2交代」の人たちを身近で見ています。
この記事で夜勤ありの会社へ転職、就職をお考えの方の参考になれば、うれしく思います。
「三交代制」と「二交代制」は、ライフスタイルに大きな影響を与えます。
本記事では、それぞれの勤務形態のメリットとデメリットを実体験を交えつつ、詳しく解説していきます。
三交代制のメリット3つ
1.三交代は労働時間が短い:
三交代は8時間の交代シフトで働くため、労働時間が短いです。
私はこの三交代を18年間やっています
2.三交代は残業が少ない
8時間でシフトが入れ代わるので、次の勤務の人へ仕事を引き継いで退社できます。
働く時間が決まっているので、精神的に楽です。
プライベートの時間に余裕があるので、趣味の時間や副業の時間に充てられますね!
3.三交代は有給休暇が取りやすい
私は有給が取りやすいことは素晴らしい点だと思っています。
前・後の勤務が有給者の8時間を半分ずつ分け合って「3.5時間残業」・「3.5時間早出」してくれます。
「お互い様」の考え方が定着しているので休みやすいのです。
会社によって違うと思いますが、下記の場合は残業(時間外労働)があります。
- 次の勤務の人が有給→残業(いつもより3.5時間残って仕事)
- 前の勤務の人が有給→早出(いつもより3.5時間早く仕事)
- 現場以外の業務がある場合は個人的に残業
三交代制のデメリット3つ
1.体内リズムの乱れ:
シフトが頻繁に変わるため、体内リズムが乱れやすく、睡眠障害や健康問題を引き起こすリスクがあります。
特に夜勤は健康への影響が大きいです。
せっかくのプライベートも体がだるく、スマホを「ボー…」っと見ているだけで時間が過ぎ去っていく
ボー・・・あれ・・・今日何してたっけ・・・💦
最近、「活動密度が落ちる=時間を無駄にしている=命を無駄にしている」と考えるようになりました。
しかし、長く勤められないわけではありません。
私の会社は定年まで交代勤務で働いている人が多いです。
「プライベート」を少しでも充実させるためにも、定年まで元気で過ごすためにも、健康をたもつための努力が必要です。
2.社会生活への影響:
不規則な勤務時間は、家族や友人との時間を持つことが難しくなります。
家族との時間が取れない。土日祝が仕事。
しかし!「有給休暇」で解決できますね👍
日勤でも、会社や業種によっては
- 「忙しくて夜遅くまで仕事して、家族との時間を取れない」
- 「営業ノルマのことで頭がいっぱい・・・プライベートを楽しめない」
と感じる仕事もあるので一階に交代勤務が悪いとは言えないかもしれません。
3.労働者のモチベーション低下:
体力的・精神的な負担が大きく、長期間続けるとモチベーションの低下につながることがあります。
「旅行」や「資産形成」の目標を立てると、仕事へのモチベーションを保てるのではないでしょうか?
「投資カテゴリー」の記事も作成しています。
参考にしてもらえると嬉しいです🐮
二交代制のメリット3つ
1.規則的な勤務時間:
二交代制では、通常の「昼間シフト」と「夜間シフト」の2つに分かれるため、体内リズムが比較的安定しやすいです。
2.生産性の向上:
長時間一貫して働くことで、生産性が向上し、作業の効率が上がります
これは会社側のメリットでしょうか?
3.残業が無い:
12時間も働くわけですから、時間外労働しません。
毎日4時間残業してるようなものです。それ以上は体力的に厳しいと思います💦
病院や消防・警察は仮眠時間があるので当てはまらないかもしれません。
二交代制のデメリット3つ
1.長時間労働による疲労:
一度のシフトが長いため、疲労が蓄積しやすく、健康に悪影響を与える可能性があります
2.夜勤の負担:
夜勤シフトは三交代と一緒で負担が大きく、健康問題や生活リズムの乱れを引き起こすことがあります
3.柔軟性の欠如:
シフトの柔軟性が低いため、希望する時間帯に働くことが難しく、個々のライフスタイルに対応しづらいことがあります。有給が取りにくい環境になりやすいと言えます。
12時間勤務なので有給者の穴埋めが大変だと思います。
休んだ人の分、稼働を停止させるか、代わりの人が休日出勤をするしかありません。
12時間の労働を数日耐え、やっとの休みなのに休日出勤は精神的にもつらいと個人的には思います。
どちらが最適か?
工場勤務における最適なシフト勤務形態は、一概には言えません。
「2交代制勤務」、「3交代制勤務」は、どちらにも「メリット・「デメリット」があります。
一日の勤務時間が短い方が良いか?逆に長くて早く休日が来る方が良いか?
仮眠時間はいらないから早く帰宅したいか?
自分自身で答えを出すしかなさそうです。
12時間勤務の二交代の人に質問したら、「二交代で良い!」と言ってました。
「慣れ」や「手の抜き方」を覚えると二交代もアリなのかな?
結論
職場が三交代制と二交代制のどちらが最適かは、会社によって決定されます。
両者の「メリット」と「デメリット」を理解し、適切なシフト勤務形態の会社を選ぶことで、生産性と満足度を高めることが可能です
三交代制と二交代制の利点と欠点、働く人々の意見、そしてどのシフトがどのタイプの人に向くのかこれからも考えていく必要がありそうです。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
交代勤務の経験をもとに、他にも記事を書いています。