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日勤への異動を考えるあなたへ:三交代から抜け出すための「4ステップ」

交代勤務
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過去に交替勤務のメリットデメリットを投稿しました。

交代勤務をやめたいと思っているあなたへ。その気持ち、痛いほどよく分かります。

少しでも力になりたいと思い、この記事を書きました。

今回は交代勤務が辛くて「日勤への異動を考えている方」に向けて、記事を書いていきます。

また、「交代勤務から外れる方法」を知っておくことで、気持ちを楽に仕事ができると思います。

交代勤務の「三交代」や「二交代」から日勤へ異動または転職すると年収が下がると思います。

この記事を読む方は、支出を考えたうえで「収入が下がってもやっていける」と覚悟を決めた方も多いはずです。

いざというときのために、健康や家族との時間を優先できるよう、対処方法を事前に確認しておきましよう。

自宅でできる副業の情報収集することで、給料以外の収入を得られる可能性を探ってみることも検討してはいかがでしょうか。

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交代勤務から日勤へ異動する4ステップ

  1. 上司に日勤への希望を伝える
  2. 「就業規則」を読む
  3. 「安全配慮義務」の内容を軽く知っておく
  4. 面談後に動きがない場合は、上司に「就業規則」「安全配慮義務」の適用を要求する

1.上司に希望を伝える

タイミングを見て相談するか、面談時に上司へ「日勤への異動の考え」を伝える。

「いつまでにどのような仕事をしたいか」事前に考えておくとよいでしょう。

特になければ、それでもOKです。

また、理由を聞かれると思います。

「身体的理由」や「スキルアップ目的」「働き方」など、事前に考えをまとめておきましょう。

健康上の理由であれば、安全配慮義務の観点から日勤への希望を聞き入れてくれるはずです。

2.就業規則を読む

就業規則を読んで、次のアクションに備えましょう。

ある条件で「深夜労働、時間外労働に従事させない」記述がないか、探してください。

深夜労働、時間外労働に従事させない記述の例
  • 小学生就学までの子どもを、養育している場合
  • 家族が、要介護状態にある場合
  • 医者から診断書が発行された場合

就業規則が無い?見つけ方

常時10人以上の従業員を使用する会社は、労働基準法第89条「就業規則を作成して労働基準監督署に届け出ること」が義務付けられています。 作成しない、届出をしないことは違法であり、30万円以下の罰金が科されます

就業規則が見つからない場合は、次の方法で確認することができます。

  • 社内に労働組合がある場合は、労働組合の代表者や担当者に連絡を取る
  • 社内に労働組合がない場合は、労働基準監督署や労働相談窓口、地域の労働局などの外部機関に問い合わせる

就業規則は、労働基準法に基づいて、見やすい場所に掲示したり、備え付けたり、書面として交付したりして労働者に周知する必要があります。

一般的には、入社時に冊子として配られたり、パソコンの共有フォルダに入っていたり、社内ポータルサイトにアップされたりしています。

就業規則がない、または閲覧できない場合は、次のような問題が発生する可能性があります。

  • 就業規則を根拠とした処分が労働者に下されることができない
  • 会社側が就業規則を根拠に処分の正当性を主張してきたとしても、就業規則の作成・周知義務違反を理由に争うことができる可能性がある

就業規則を会社が守らない場合は最寄りの労働基準監督署または最寄りの総合労働相談コーナーへ相談に行きましょう。

3.安全配慮義務とは?

会社は「安全配慮義務違反」にならないように対応しています。

すでに「労働時間の管理」「健康管理」「安全管理」は考慮されているはずです。

安全配慮義務とは、使用者(事業者)が労働者(従業員)の心身の健康と安全を守るために配慮すべき義務のことをいいます。

具体的には、労働者が安全かつ健康に働けるよう、「物理的な職場環境の整備」「事故防止策の実施」「心身の不調に対する対策の実施」などを行わなければなりません。

例えば、職場の安全管理が守られずケガをしてしまったり、長時間の労働により健康被害が出てしまったり、パワハラなどのハラスメントによりメンタルヘルスに不調をきたし、精神疾患を患ってしまった場合など、仕事中に労働者の心身の健康や安全が脅かされるケースは複数あります。

労働者がそのような事態に陥らないよう、使用者は必要な措置、手段を講じる必要があり、法的に義務付けているのが「安全配慮義務」です。

神奈川県福祉共済協同組合から引用 より詳しい内容はコチラから

4.会社からの動きがない場合

就業規則の内容に該当する場合は、上司に伝える。

就業規則に該当していなくても、健康上の理由があれば「安全配慮義務」の観点から希望を聞き入れられるでしょう。

労働者が安全かつ健康に働けるよう、「心身の不調に対する対策の実施」を施す責任が会社にはあります。

日勤への転職の一歩を踏み出してみる

今の会社で日勤への異動が難しい場合は、転職を考えましょう。

無理をして交代勤務をしていても、良いことは一つもありません。自分を守れるのは自分しかいません。行動でしか自分の人生は変えられません。

本当に「交代勤務をやめたい」「工場をやめたい」と考えているのであれば、転職の一歩を踏み出しましょう!まずは行動することです。

精神的につらく、自分の身体を守るためにすぐ脱出が必要な方へ。いったん退職をし、休養を取りたい場合は「退職代行サービス」に相談しても良いかもしれません。

副業:交代勤務(三交代・二交代)から抜け出す準備

年収が下がっても将来日勤へ異動したい場合は、副業にチャレンジすることで交代勤務から抜け出すハードルが下がるはずです。

関連記事を参考にしてください。

交代勤務(三交代・二交代)から抜け出す準備:資産形成

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まとめ

1.上司に希望を伝える

  • 事前に理由を考え、面談で「日勤異動」を希望していると伝える

2.就業規則を読

  • 就業規則を確認し、当てはまる内容があるか(小学生の子どもや要介護家族がいる場合など)調べる
  • 健康上の理由であれば診断書を提出する

3.安全配慮義務について知る

4.動きがない場合

  • 「就業規則」・「安全配慮義務」の内容を上司が知らない可能性があるので内容を伝える。
  • 転職について考える。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました!

少しでも力になれたら嬉しく思います。

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