子ども手当はどのようにしていますか?
子どもが中学校を卒業するまでに、およそ200万円のこども手当を受け取れます。
貯金?学資保険?投資?それともお金に色を付けずに生活費に回していますか?
「今後も物価は上がっていくので、貯金だけではいけない」ってニュースで聞いたことあるし・・・
せっかく支給されたお金なので「何かしなきゃ」とは思っている・・・
「子どもには資産運用の知識を持ってほしい」と思っている・・・
「子供たちが大きくなるまで、残しておいてあげたい」
「投資にチャレンジして、子どもの将来のお金を増やしたい」とお考えの方に、読んでもらいたいです。
この記事を読むことで、将来の子供たちの、お金の勉強になるキッカケの作り方を知ることができます。
親が投資をして「お金に働いてもらう」ことを体験していないのに、子どもに資産運用を教えることは難しいと思います。
子ども手当、手を付けずにとりあえず貯金しているけど「何かしなきゃ」とは思う
学校でも資産運用の教育が始まっているけど、親の私がよくわかっていない・・・
投資に興味を持てる「キッカケ」になると嬉しいです。
わが家の場合、4歳の長男・2歳長女がいます。
表の金額が親である私名義の「子ども手当用口座」に振り込まれます。
支払い元 | 支払い周期 | 金額 |
---|---|---|
会社 | 毎月 | 27,000円 |
市 | 四ヶ月毎 | 60,000円 |
コロナ給付金なども入金されていました。
「子ども手当用口座」のお金の一部を、ジュニアNISAに回しています。
(今後は親の新NISAを使って運用予定です)
子ども二人の投資内容
子ども二人のジュニアNISA口座を開設し、「上の子に90万円分」・「下の子に80万円分」の投資をしています。
(現在ジュニアNISAは新規開設できません。親の新NISAを使って運用しましょう)
本当に困るまで使うことのないお金なので、子どもたちが成人するまで長期投資する予定です。
成人式を迎えるときに、二人のお金がどれくらい「成長」しているか楽しみです。
長男の口座
「国内の株二社」と「インデックスファンドを二種類」買っています。
なんか数字がいっぱい書いた図を挿入していますが、ここで伝えたいことは、
「30万くらい増えてるんだー」と伝われば大丈夫です
日本株
日本株は「イオンモール」と「日本電信電話(NTT)」を買っておきました。
なぜ二社の株を買ったのか理由は、「NTTとイオンモールを買った理由」でお話しします。
イオンモール 100株
「5,000円の配当金」
「3,000円分のイオンギフトカード」
毎年合計8,000円相当がもらえます
NTT 100株
「510円の配当金」
2年目に1,500pのdポイント
5年目に3,000pのdポイント
インデックスファンド(投資信託)
「三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式」と「SBI-SBI・V・S&P500インデックス・ファンド」の二つを、購入しています。
今の考えではシンプルに、オルカン一本で良かったのですが、しっかり利益も出ているのでそのまま放置します。
オルカンについては「オルカンを買う理由」で説明します。
長女の口座
長男と同じく「NTT株」と「イオンモール株」です。
なぜ二社の株を買ったのか理由は、「NTTとイオンモールを買った理由」でお話しします。
長女の投資額の残りは、はじめっからオルカンで、埋めています。
「オルカンを買う理由」は後で説明します。
長女は「日本株」と「オルカン」足して80万円分が成長し、今100万円なんだなーって感じです。
NTTとイオンモールを買った理由
NTT
- 100株で約16,000円安い!リスクが気にならない
- 年間配当510円
- 5年保有したら合計4,500ポイントのdポイントget!
- 14期連続の増配している(株主還元を意識している)
- 10年ほど持っておくと半分以上は回収できている
- 510円×10年=5,100円の配当
- 10年で5,100円配当金+4,500dポイント=9,600円相当が返ってくる
よほどのことがないと、NTTは潰れないと思います
また14年前120円→今510円(100株換算) 390円も配当が増えています
今後も配当が増えていくと、予想されます
配当が増えると、株価が上がります!
まとめると
- 今後も大きく株価を下げることがあったとしても、投資金額が安いし怖くない
- 10年も持てば半分以上返ってくるので、買って損するほうが難しいと思った
- NTTは14年連続増配
イオンモール
子どもの「教育に使いやすい」と思ったからです。
配当金の「減配を15年以上していない」ので安定しています。
近所の「マックスバリュー」や「イオンモール」で優待券を子どもと使えます。
買い物に行ったときに、
- 「お金をイオンに預けているから、お礼に優待券をもらえた」
- 「イオンが感謝の気持ちを、配当金や優待券で表してくれた」
- 「自分のお金が、イオンモールで働いている」
- 「イオンモールの一部を、自分が持っている」
いろいろな事が子どもに伝えられるかなぁー、と思います。これは他の株でもできます。
大切なことは「親が行動して経験しておかないと、子どもに伝えられない」ってことだと思います。
オルカンを買う理由
三菱UFJ銀行が作った「超絶人気」の、金融商品eMAXIS Slimシリーズです。
人気の理由は、「手数料が破格の安さで、商品が素晴らしい」からだと思います。
中でも「オルカン」と「S&P500は」「ハンパない人気」です。
eMAXIS Slimシリーズは全部で14種類もありますが、
「オルカン」か「S&P500」のどちらかを選べば「正解」だと思います。
「オルカン」は信託報酬が0.0578%と非常に低コストで、日本を含む全世界に分散投資ができる、インデックスファンドです。
全世界と銘打ってますが、「日本を含む先進国と新興国の計47カ国」の株が2700社分入っています(今のところ)
わたしは細かいこと考えずに、激安手数料で地球丸ごと投資できていると思うようにしてます。
個別株で買おうとしたら、途方もない労力とお金が必要なのに、オルカンなら100円から買い付けできます。
私の新NISA枠1800万は、全部「三菱UFJ-eMAXIS Slim 全世界株式(オルカン)」で埋めるつもりです。
新NISA戦略については、こちらの記事を読んでみてください。
「周りを出し抜いて、一発大儲けしてやる」っていう考えではなく、世界の経済成長と連動していたら十分と思っています。
これまでも、世界経済は成長の一途を辿ってきました。
これからも経済成長が、続いていくことが想定されます。
オルカンを買う理由
- なんか人気で安心(雑)
- 低価格で全世界に分散投資できる→詳細は「オルカンの良いところ①」
- 配当金の分配が無く、再投資されることで複利効果が効く→詳細は「オルカンの良いところ②」
- 子どもの金融教育につながる→詳細は「オルカンの良いところ③」
オルカンの良いところ①手数料が安い
結局コレ・・・安い🐮 どケチなのでここが大切。それだけではなく、内容が素晴らしい!(満足度が高い)
安いってどのくらいか
信託報酬 (税込)/年0.05775%以内・・・分かりにくい…
一万円当たり6円/年
百万円分のオルカンを持っていたら 年間600円 月60円ポッチ
↓格安手数料で、これだけ分散投資してくれます↓
オルカンの良いところ②配当金がない
えっ!配当金はもらえた方がいいんじゃないの?って思いますよね!
(投信では分配金と言いますが、あえて配当金と言います)
実は株式から得られた配当金を、ファンド内で自動的に再投資するので、オルカンの価値が上がります。
配当金として支払わずに、そのままファンド内で再投資してくれれば、その利益に対してもさらに、「運用益」を得られることになります「複利効果」(オルカンの価値が上がる)
投資しているお金が、定期的に配当金として吐き出されると、運用効率が落ちます。
「いや、投資しといてよ・・・」と思うわけです。
どうしても配当金を受け取りたいのであれば、数%ほど毎年換金すればいいんです。(出口戦略)
そうすれば「配当金」の出来上がりです。
NISA口座を利用していれば、換金しても課税されませんが、いったん出したお金を、NISA口座で再投資するときはNISA枠の無駄使いになります。
オルカンの良いところ③子どもとお金について話題つくりができる
オルカンの組入上位の銘柄は、誰もが知っている超有名企業です。
子どもが知っている、実際に使っているモノが関係しているので、日常生活でお金の話ができます。
上位10社は図の通りです
アップル、アマゾン、アルファベット(グーグル)なんて誰でも知っていて、話題にしやすいです。
それ以外でも「地球丸ごと投資」って言えばなんとなく小さい子にも分かりそうです。
実は日本のバブル時は、時価総額上位を日本が独占していたんですよ!↓
今はアメリカ一強だけど、何十年か先はどうなっているかわからないのか💦
複利効果とは
- シンプルな例: まず、100円を1年間預けるとします。このお金には10%の利子がつきます。1年後には、100円に10円が追加されて110円になります。
- 次の年: 2年目には、110円にまた10%の利子がつきます。すると、11円が追加されて、121円になります。
- 毎年増える金額が増える: 複利効果とは、元のお金だけでなく、増えた利子にも利子がつくことを意味します。
- これが毎年続くと、最初の元本に対する利子がどんどん増えていきます。
複利効果を知ると、お金の価値観が変わってしまいますよ!
お金を貯めて、複利で増やしたくなる・・・
長期投資とは
- 時間の力: 長い間お金を預けたり、投資したりすると、複利効果の力でお金がどんどん増えます。
- 例: もし100円を30年間、毎年10%の利子で預けるとどうなるでしょうか?1年目で110円、2年目で121円…これが30年間続くと、とても大きなお金になります。
例え話
- 魔法の種: 複利効果を理解するために、魔法の種を考えてみましょう。この種は、毎年2倍に増えるとします。
- 最初の種: 1つの種を植えると、1年後には2つの種になります。
- 次の年: 2年目には4つ、3年目には8つ…こうして年々増えていきます。10年後には、たくさんの種になっています。
「複利効果×時間」で種のようにお金がお金を生み出します。
なぜお金が増えるの?
- 複利効果の力: 増えたお金にさらに利子がつくから、毎年増える金額が大きくなります。
- 長期投資の力: 長い時間をかけて、複利効果がどんどん働くから、お金がとても多くなります。
「お金持ち」や「投資家」はお金が減るリスクより、お金が増える仕組みを知っているので、積極的にリスクを取りに行きます。
まとめ
- 複利効果: 元本と利子の両方に利子がつく
- 長期投資: 時間をかけて、複利効果を最大限に利用する
この2つの力を利用すると、最初は小さなお金でも、時間が経つととても大きなお金になるのです。
子どもたちの口座の残高が、成人を迎えるときにいくらまで増えているのか、楽しみです🐮
子ども手当の残りは新NISAを利用し、投資に充てていく予定をしています
投資については奥が深く、わたしの知識では伝えきれませんが、少しでも投資の世界に興味を持ってもらえたら嬉しく思います。
興味が出てきたら、リスクのことなど知識を蓄えていけるようになると思います。
今後も感じたことを記事にしていきます。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。