私は製造現場のオペレーターを20年近くやってきて、次のようなスキルに対する悩みを持っています。
- 今後は変化が激しい社会となり、正社員といえど雇用が保証されない時代が来ると言われている。
- 工場で製造オペレータ―をやっていてアピールできるスキルが無い。
- スキルが無く、つぶしが利かず、再就職できるか心配。
- 部署異動した際にやっていけるか不安。
- 転職の際にアピールできるスキルや経験が無い。
振り返ると自信をもって強みと言えるモノが何も無い…
私と同じような悩みを持つ方もおられるのではないでしょうか。
このような不安から、「学ぶ努力をしないとマズイ!」と思うように…
成長していく為に、どのような考え方が必要なのか調べてみました。
このスキル、調べてみて「もっと早く知りたかった」そう思いました。
そのスキルとは『ポータブルスキル』です。
厚生労働省もポータブルスキルについて『見える化ツール』を公開しています。
気になる方はぜひ最後まで読んでください。
必要だと思った能力(スキル)
特に身に着けたいと思ったスキルは【ポータブルスキル】です。
文字通り『持ち出し可能な』スキル。
このスキルを高めることで『現職、異動、転職』どこでも役に立つようです!
社内の枠にとらわれず必要とされるスキル。
魅力的な響きです。
ポータブルスキルとは?
【ポータブルスキル】とは、業種や職種が変わっても持ち運びができる職務遂行上のスキル。
『持ち運びできるスキル』で、環境や時代の変化を問わず活かすことができます。
今の仕事でも転職でも使えるスキル。
この『ポータブルスキル』、工場現場で働いている中で身に付きにくいスキルだと感じました。
この辺からも工場の仕事に対して「スキルが身につかない」「つぶしが利かない」と言われるのではないかと考えました。
『ポータブルスキル』とはどのようなスキルなのか、もう少し見ていきましょう。
ポータブルスキルの具体例
箇条書きにするとこんな感じです。
- コミュニケーション能力
- 課題設定能力
- 情報収集力
- 計画立案力
- 問題解決力
- マネジメント力
うーん…難しい。難しいですよコレは…
ポータブルスキルを身につけることで、次のような効果が期待できます。
『活躍の場が広がる、変化への対応力が高まる、 働き方の選択肢が増える』
ポータブルスキルは、ビジネスにおける基礎的なスキルで、職種に関わらず多くの企業から必要とされる人材になることができます。
どうですか?強くないですか?(笑)
自分のポータブルスキルを測ってみた
厚生労働省では、ポータブルスキル見える化できるツールが提供されています。
結果は、
「レベル1スタッフレベル」でした。
…なるほど、そうですか。
レベル1。
ポータブルスキルを高めるために
内容的にハードルが高い…難しい!
自分なりに課題を簡素化してみました。
- 人の話を聞く
- なんでも相談する
- 常に落ち着く
- 自分で考える
- 協力してもらう
- 非を認める
出来るだけ簡単にしました(笑)
『人を話を聞く』書籍がたくさんあります。
聞く力、それだけ大切なスキルと言えます。
『落ち着く』自信をもってトラブルに向き合える人格を身に着けたい。
『協力してもらう』周囲に頼れる人になるために何が自分に足りないか見つめていきたい。
『非を認める』自分の短所・仕事の失敗など「成長できるキッカケ」ととらえて、受け止める。
小手先のテクニックではなく、人間性・人間力を磨くことがポータブルスキルに繋がるのではないかと思えてきます。
まず自分を受け入れる
自分の実力を受け入れるということは現在地を知ること。
現在地を知らないと目的地にたどり着けない。
目標設定ができない。
スキルのない自分を認めて歩き始めたいと思います。
成果が出るまで時間がかかるし、いつ成果が表れるかも分からない。
続けることが大事なんだと思います。
あとがき
この記事を読んでいかがでしたか?
工場の現場オペレーターは全員がスキルが身につかないとは全く思いません。
向上心があり、自己成長のためにチャレンジし、スキル向上に努めて出世していった方もいらっしゃいます。
あくまで私の話。
まだまだ成長できる(伸びしろしかない)と信じて『ポータブルスキル』を高めたいと思います。
自分なりの課題。
- 人の話を聞く
- なんでも相談する
- 常に落ち着く
- 自分で考える
- 協力してもらう
- 非を認める
『ポータブルスキル』あなたはどのように感じましたか?
最後まで読んでいただきありがとうございました。